まだ見ぬハナへ、アンへ、この世界を

妻と娘たちを愛でるブログ

まだ見ぬアンへ

もうすぐ母の日です。ハナとアンのお母さんである妻へ、尊敬と感謝を伝えたいと思います。

アン、この日記には初登場だね!まだお腹の中にいて直接会えてはいないけど、お腹を撫でると元気に動いているのが伝わるよ。出産予定日までもう1ヶ月ちょいとなりました。

アンという名付けは、厳しい寒さにも負けず、春になれば率先して花開き、やがて元気なオレンジ色の実をたくさんつける杏の木のように、実り多い人生を享受してほしいという願いが込められています。ちなみに花言葉は、その本質から離れて商業的に決められるものなので、あまり参考にしてません。とはいえ、春、一足先にピンクの花を開くので「乙女の恥じらい」と言われたりするのは可愛らしいと思うし、アンがそれを気に入ってくれるなら嬉しく思う。

ハナは色んなことができるようになり、まだ見ぬアンも妻のお腹の中で大きく成長しています。もちろんハナ自身もアン自身も頑張っているけど、妻の支えあってこその成長だから、みんなで感謝しよう。できれば、母の日だからっていうより、日頃からね。

家族にまた新たな命が宿って、思うことがある。ハナ、アン、本当の強さって何だと思う?昨日、妻と「この世界の片隅で」という映画を観ました。戦争で小さな子が命を失ってしまう悲しいお話しなんだけど、妻はその子を娘のように思い号泣していました。そんな妻を見て、強くなりたいと思った。そして、妻となら、強くなれると思った。本当の強さとは、自分の大切なものをどれだけ守れるかだと思った。今、日本は平和ボケしているけれど、隣の大国はウクライナに戦争をしかけています。平和は大事だけれど、見せ掛けの平和に騙されていては、いざというとき足元をすくわれるでしょう。戦争が無くたって、見えないところで社会は人間の認知バグを衝いたりして資産や可処分時間を奪い合っているし、誰も口にせずとも階級の断絶が進行しています。ハナ、アン、君たちの時代には、どんな強さが必要となっていますか?

こんなことを言うのは乙女じゃなくても恥ずかしいのだが、愛こそが一番の強さだと思う。10年後も20年後も、大切なものを守り抜くために一番必要な力は、筋力でもなく、知能でもなく、愛であることは変わらないと思う。今夜はまた新たな命を迎えるため、命名書の練習をしようかな。